普段から簡単に「ソースボード」です、って使ってましたが、ソシエールとか、グレーヴィーボードとも呼ばれています。主にソースを取り分けるための器ですが、通常はしたたり落ちるソースを受け止めるために、ボートを置くためのお皿が一体化していることが多いです。その個性的で独特な形も魅力のひとつです。

最も古いソースボードは17世紀後半に遡り、18世紀後半には、上流階級を模倣する中流階級の市民に市場が拡大していったとされています。当時はフランスやイギリスの陶磁器メーカーが多種多様なソースボード製造していました。

今回の3点のソースボードはどれも19世紀のフランスの物になります。左はサルグミンヌ窯、真ん中と右は、モントロー窯の物。どれも特徴的なデザインと古い時代を感じさせる一品です。お店に展示しております。是非お手に取って頂ければ幸いです。

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