
欠品していたフェリックスポティンのブルーのコンフィポットがフランスから到着しました。再びお店に展示されたポットを眺めながら心が癒されている店員です。
今回入手したのはレア物のワンサイズ大きなアイテムで、高さは15.2cm(FP0.40)、通常は13.4cm(FP0.25)、高台部分に欠けがありますが、置いてしまうと見えません。程よい貫入により入った染みが良い色になってとてもいい感じです。
フェリックスポティンは、19世紀初頭創業のパリの老舗のスーパーマーケットで、独自の工場で自社ブランド品を製造していました。その一つとして自家製ジャムの量り売りをしていて、このジャムポットにジャムを詰めていたそうです。
フェリックスポティンの名入り品は、母国フランスだけでなく世界中で非常に人気があります。100年以上前のもののため良好な状態で残存しているものは少なく、近年では大変希少価値が高まっています。
このポットは、当時まさにパリで生活する庶民に使われていたものです。古いパリの町の想い出として、私たちを過ぎ去った当時のパリの優雅な時代を思い起こさせてくれます。
Félix Potin について… Félix Potin
・France 1900’前後
・サイズ:直径10.6cmx高さ15.2cm
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