底面に”La Crémaillère”(ラ・クレマイエール)と記されています。調べたところフランス語で、暖炉のラックのことで、調理器具を吊るすための道具のことをいいました。

19世紀まではそれは家に欠かせない道具であり、新築祝いにプレゼントするという習慣が生まれたそうです。そこから新築祝いとか引越祝いパーティーという意味にも繋がったようです。また料理を作るという意味からレストランやビストロのお店の名前にも使われることがあるそうです。

本品は “Modèle Clarisse” というモデルでクラリスは女性の名前。デザイナーは Jean Droit(ジャン・ドロワ 1884-1961)。彼は1740年から続くフランス陶芸のさきがけ、Manufacture de Sevres(セーヴル製作所)の画家及び素描家のひとりでした。

モントロー窯のオクトゴナルのデザインに、小さなアールデコの碧い薔薇の花束の飾りと、ドットの部分に同じ碧色のラインが上下に引かれたデザインはとてもシンプルでチャーミングです。

状態も良好で側面に少し傷がありますがあまり目立ちません。

・France 1920’s

・サイズ:横24.4cm×縦15.cmx高さ7.6cm(MAX)

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