元日よりの能登北陸で大地震による災害、その後羽田空港でも大きな飛行機事故が発生し、とても心配しています。被害を受けられた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。また皆さまの安全と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

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ツバメマルクトは本日より仕事始めです。吉祥寺にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

今年も新しいアイテムを少しずつご紹介して参りたいと思います。よろしければお付き合いください。

それでは今年一番目のアイテム紹介です。

表面に書かれた Entrée du lycee Bonaparte(ボナパルト高校のエントランス)は1808年、パリに設立された学校で、9区のアーヴル通り(オペラ座近く)にあります。パリで最も古い高校の1つであり、最も権威のある高校の1つでもあります。

現在はリセコンドルセ(Lycée Condorcet)と呼ばれ、1805年~1870年までリセ・ボナパルトの名を冠していました。

建築名の下の Ci Devant Cloître des Capucins(旧カプチン修道院)は、かつてここがカプチン修道院の回廊だったことが記されています。

原画は1808年にジャニネ・ジャン・フランソワによって描かれた『リセ・ボナパルト Rue Ste. Croix Chaussée d’Antin)のエントランス』

縁回りには権力の象徴である獅子とケンタウロスが交互に描かれています。

グリサイユは全体的に薄めです。

裏面には CREIL の刻印があり、CREIL の作陶であることがわかりますが「C」がほぼ消えています。

クレイユ陶器工場は1797年の創業、1895年まで操業しました。本品は Stone Coquerel & Legros d’Anizyの時代で、制作年は1808年~1818年の間。Legros d’Anizy (1772-1848) はフランスの画家で、自分の作品を陶器やトランスファーウェアに取り入れていました。

一方、モントロー陶器工場は1749年にサン・ニコラ地区の東に設立され、その後1840年にクレイユとモントローの陶器工場は合併、Creil et Montereau と刻印されるようになりました。

・France 1808-1818’s

・サイズ:直径24.5cmx高さ2.3cm

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