5月10日(水)から5月16日(火)まで一週間のみ限定で一般公開されている、旧赤星邸に行ってきました。吉祥寺のお店のすぐ近くにあります。

旧赤星邸は明治生まれの実業家、赤星鉄馬(1882~1951)の吉祥寺の自邸です。昨年にも予約制で公開されていたのですが、抽選のため観ることが出来ませんでした。今回は予約なしの一般公開ですので是非!と思い、出勤前朝一番に行ってきました。

建物の設計はチェコ共和国生まれの建築家アントニン・レーモンド(1888~1976)、竣工は1934年(昭和9年)、鉄筋コンクリート造地下付き2階建ての大規模な住宅で、築年数は約90年になります。レーモンドはフランク・ロイド・ライトの弟子で、帝国ホテルの設計にも関与していました。吉祥寺近郊では東京女子大の本館も彼の設計によります。

旧赤星邸は当時の近代モダニズム建築の特徴を生かした美しい建物です。

旧赤星邸は昭和9年に竣工した後、昭和19年に陸軍に接収され、戦後はGHQに接収されました。
昭和31年からはカトリック・ナミュール・ノートルダム修道女会が所有し、60年以上の間修道施設として使われていましたが、令和3年2月に建物の寄贈を受け武蔵野市の所有となりました。

来週火曜日までの公開なのでご興味のある方はぜひ!駐車場はありませんが自転車置き場はあります。館内が混雑しないように入場制限があるので時間帯によっては並びます。

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