今日も吉祥寺は快晴です。お天気の日曜日は朝からたくさんのひとで賑わっています。すぐ近くに表参道にあったクレヨンハウスが移転してきて、大正通りはますます賑やかになりました。こんなご時世活気があっていいですね、ありがたいことです。
西ドイツのおもちゃメーカー MAX CARL TOYS のゼンマイ仕掛けのおもちゃです。
ゼンマイを回すと体を前後に頭を揺らしながら左右の手に持ったシンバルを繰り返し叩いて演奏します。シンバルを叩く猿のおもちゃは、ジョリーチンパンジーとして1960年~70年代にアメリカで発売されていた日本製のおもちゃとしてもよく知られています。
本品はマックス・カール・トイズ社のために、ワーグナー社が初期の時代に制作したおもちゃです。本体はワイヤーの骨組みで作られ、レーヨン合成のカバーで覆われています。手描きの顔とプラスチックの目、顔はベルベットで作られています。ちょっと哀愁漂う表情が何とも言えませんね。
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Vintage Max Carl Original West Germany(Wagner Künstlerschutz Germany)
ワグナー社は第二次世界大戦開戦直後の1940年、ドイツの彫刻家のフリッツ・ワグナーによってローゼンタールに芸術工芸品のワークショップとして創業しました。戦後、東西ドイツ統一直前の1988年まで子供たちに愛らしい動物のフィギュアを作っていました。ワグナー社が制作した動物のフィギュア(ぬいぐるみ)は、今でもヨーロッパではコレクターが多くいます。
本品には ”the monkey-head label(猿の頭のラベル)” と呼ばれる紙のラベルのタグが胸に付いていて、これはワグナー社が1951年~1965年にマックス・カール・トイズのために製作した証です。
ワーグナー社はマックス・カール・トイズとの関係以外にもいくつかの異なるレーベルを制作していますが、マックスカールのために製造したおもちゃの場合のみラベルにはマックスカールのロゴが表示されています。マックス・カールは1924年に事業を開始し1992年に閉鎖されました。
本品はゼンマイを巻くとちゃんと稼働します。
・West Germany 1950年代
・サイズ:高さ15cm×横10cm×幅15cm
詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。
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