
ヨーロッパの街に行くとボロボロになった古革のサドルの自転車をよく見かけます。いかに自転車が必需品であり、いつまでも大切に使われているのがわかります。
フランスやオランダ、ベルギーと云った自転車大国も、今はビニールやウレタン製のソフトサドルが主流になっています。でもちょっと自転車をお洒落に乗りこなす人はだいたい革製のサドルを使っています。しかもビンテージ物が多く見られます。
私も自分の自転車にはボロボロの革製ビンテージサドルを使っています。革サドルは表面に多少のヒビ割れなどがあっても丈夫で、体にしっかり馴染んでくれますので乗り心地もとても良いのです。
Lepper社は1897年にオランダで創業した老舗の自転車サドルメーカー。同じオランダの高級自転車メーカーGazelle(ガゼル)にサドルを提供しています。
本品はリヤが4×2の2層のスプリング構造になっているクラシックタイプ。フロント部分も2重にタテ方向にループさせたスプリング構造になっていてサスペンションは抜群です。しかしその分重量があり、スポーツタイプが主流になった今では殆ど作られなくなってしまいました。ほぼ同じモデルのLadysも一点在庫があります。
・Nethrlands 年代不明
・サイズ:全長約30cm、サドル部分 長さ26cmx横幅22cm












