Alain Saint-Joanis の水牛の黒角で作られた持ち手のナイフ

アラン・サン・ジョアニス(Alain Saint-Joanis)フランスの老舗のナイフ製造会社として1876年に創業しました。創業者のサン・ジョアニスは、現在のオーヴェルニュ=ローヌ・アルプ地方のティエール市に根を下ろし、その職人技は父から息子へと受け継がれていきます。19世紀からティエールはドイツのゾーリンゲンと並ぶ刃物の町で、古くから職人の町として知られていました。当時は黒檀、べっ甲、螺鈿、象牙、角を使ったハンドル付きのテーブルナイフのみを製造していました。

本品は1930年代の水牛の黒角を使ったハンドルナイフで、長さ24cmとステーキナイフ程の大きさです。刃は1910年代から実用化された ACIER INOXYDABLE(ステンレス鋼)で作られています。

デザインは2種類あり、ひとつは刃の側面に “PARIS” もうひとつは “ST JOANIS” と刻まれています。各3本ずつありますが、刻印ははっきり判るものもあれば消えかかっているものもあります。またハンドルと刃のジョイント部分のデザインも少し異なり、”PARIS”刻印の物はパールドットが施されています。ハンドル部分は “PARIS” の方は少し艶があり、 “ST JOANIS” はマットブラックな感じです。全長はどちらもほぼ同じです。

・France 1930’s

・サイズ:L=24cm

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■ “PARIS” 5,000円/本(税別)

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■ “ST JOANIS”  4,000円/本(税別)

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