以前にもご紹介しましたWilliam Smithの小さなティーボウルです。

William Smith&Coはイギリス北東部ストックトン・オン・ティーズにあった陶器製造会社。1825年頃から1855年までヨークシャーのストックトンオンティーズでスタッフォード陶器を製造しました。転写印刷技術にて陶器を制作し、ベルギー、オランダ、ドイツなどへの大きな市場も持っていました。多岐にわたり多くのものを制作してきましたが、当初は茶器が主流だったようです。

多くのものはマークにタイトルやパターン番号が印されています。小さな茶器やプレートの中に閉じ込めた物語のようなその絵はタイトルや番号でリスト化されていたようです。
こちらのティーボウルにはタイトルマークは存在しませんが4の数字が見られます。
多くのタイトルの中の「ビクトリア」や「ガーランド」に見られる花や背景の模様などに今回のこちらのティーカップと同じ花々や装飾が見られます。

ローズピンクの大輪の花々をラスター彩色で描いたボウル。中国やアラビアなどの要素も含んだ独特の魅惑の印象を持つティーボウルです。

・1830年~1848年 England
・サイズ:直径7.5cmx高さ4.2cm

※※口から3cm程のヒビがあります。お茶などの水ものを入れてお使いいただくことはできないと思われます。。詳細は店頭またはオンラインショップの写真にてご覧いただけます。

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