赤と紫とブルー色の小花に淡いブルーグリーン色のガーランド模様で飾られた可愛い小皿たち

フランスの古窯、LONGCHAMP の Terre de fer で作られたディネット。ただこちらのディネットはサイズが大きめなのでデザート、パン皿、おとり皿など普段使いして頂けるサイズ感です。

サービス名の “Lamballe” はブルターニュにある街の名前ですが、本品のサービス名は恐らくランバル公妃マリー・ルイーズからきているのではないかと思われます。

彼女は元はイタリア貴族の公女でしたが、フランス王室のランバル公に嫁ぎ公妃とになりました。後にヴェルサイユ宮廷ではランバル夫人(Madame de Lamballe)と呼ばれ、マリー・アントワネットの最初の女官として寵臣となりました。これは18世紀のフランス革命前のことになります。

本品は刻印より1900年前後に作られたことがわかります。

LONGCHAMP(ロンシャン) はブルゴーニュ地方、ディジョンとドールの中間にある小さな村で、薪を供給するための森林と、古い粘土湿地のある採石場を併せ持つ、陶芸に理想的な場所でした。

元々ロンシャンの地は陶芸家とブルゴーニュ公国の保護のもと、14世紀頃から陶器の製造が行われていたそうです。フランス王国に対するブルゴーニュ公爵の地元の覇権を示すため、新しい紋章であるシャンモルの憲章用のタイル等を製造していました。

ロンシャン製陶工場(MANUFACTURE DE LONGCHAMP)は1832年の創業で、ヴァル・ド・ソーヌ・コート・ドリアン地域で陶器やタイルが作られていました。工場は2009年に閉鎖され、2年後に再興されました。

・France 1880-1912’s

・オーバル皿サイズ:縦15.2cmx横20.8cmx横x高さ2.5cm

詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。

ONLINESHOP オーバル皿のみ


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