古いイギリスのミルクピッチャー、高さ15cmほどの中サイズで、一面に柘榴の木が転写されています。
持ち手部は縄目のようにねじったデザイン、上部も蓋は針金細工で回転するようにできています。蓋は外すこともできますので、お花を飾って頂くのよろしいかと思います。
状態は決して良いとは言えません。割れ、ヒビ、貫入、染みなど混在しています。今のところ辛うじて水漏れしていませんでした。詳細写真はオンラインショップに掲載しましたのでそちらをご確認ください。
ただ、サイズ感やきりっとした佇まい、アイボリー色は経年変化でしょうか、の生地にイギリスの陶器らしい茶の色合いと柘榴のデザインは非常に趣があります。ぜひお花やドライフラワーと共に観賞用としてご使用いただけると幸いです。
BROWN-WESTHEAD, MOORE & CO(ブラウン・ウエストヘッド・ムーア製陶工場)は1862年~1904年まで実在したイギリス、ストークオントレントにあった高級陶磁器製造会社です。
ストークオントレント地域は一般的にスタッフォードシャーとして知られており、17世紀からこの地域は陶器生産で知られていました。ロイヤルドルトン、スポード、ウェッジウッド、ミントンなど今でも著名な陶器メーカーはここで生まれ、スタフォードシャー陶器として知られています。
ブラウン・ウエストヘッド・ムーアはその当時、国際博覧会などにも出展しており、1878年に開かれたパリ万博では金メダルを獲得しています。
・England 19世紀後半
・サイズ:直径8cm(最外径)x高さ15cm(摘みの突端)
詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。
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