
Saint-Uze 窯のドールハウス用Dînette (おままごと)食器が勢ぞろいです。
Saint-Uzeはフランス南東部、南仏にほど近い地にある陶磁器の総称とされています。19世紀から20世紀にかけてSaint-Uzeの地にて多くの窯元が焼き物を制作していました。マットなブラウンの焼き物から始まり、白地に茶色の装飾、その後19世紀の終わりごろにはSaint-Uzeを有名にしたコバルト色のサンユゼブルーで装飾された焼き物が作られるようになります。
食器や保存容器などが多く作られた中で小さな子供のドールハウス用にとままごとのミニチュア食器も制作していました。ままごとの食器はプラスティックなどの樹脂ができる前、髪の長い大きなお人形を持つ裕福な家庭の女の子用にと作られたのでしょう。ミニチュアと言えど作りも通常の食器と違わず、装飾も小鳥や蝶、花など軽やかに可愛らしいものになっています。
現代の異国に引き継がれたこの愛らしいままごと食器ですが、小さいけれどいろいろお使いいただけることと思います。
セットではなく、個別の販売となります。
個々の詳細は店頭またはオンラインショップにてご覧ください。
