今日は猫の日です。
しかも2022年2月22日。いつもの猫の日よりにゃーにゃーが2個も多い!スペシャル猫の日です。
なので今日のご紹介はSteiffのシマ猫のSusiにしました。
Steiff(シュタイフ)は今から140年くらい前のドイツ帝国時代に生まれました。
Margarete Steiff マルガレーテ・シュタイフ(1847-1909)はドイツの南、ギーンゲンという小さな街にシュタイフ家の三女として生まれました。1歳半の時に小児麻痺を発症、手足に障害を持ってしまいます。しかし元々手芸が得意だったマルガレーテは1877年三姉妹と共に女性や子どもの洋服を製造する「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を設立します。これがシュタイフ社の前身となります。
マルガレーテの作る高品質なフェルト製の洋服やすべて職人による手作りで作られるため完全に同一のものはひとつもありません。テーブルクロスなどの家庭用品は、たちまち評判となり人気店へと成長していきました。
創業して3年が経った頃、マルガレーテが小さな甥や姪たちのために作ったゾウのぬいぐるみが再び評判を呼び、試しに販売したところ大ヒット商品となります。これを機に1880年にマルガレーテ・シュタイフ社を設立します。 お店の前にはゾウのぬいぐるみを求める人々で行列ができたそうです。シュタイフといえば「テディ・ベア」が有名ですが、これは1903年にアメリカのルーズベルト大統領に贈られたことで有名になりました。
小さな子供が持つことから名前の書いてある紙のタグや耳のタグの付いたボタンなど引っ張ったりして無くなることが多く、良好な状態のものは少なくなってきていると聞きます。
このSusiは耳のボタンは無いものの、紙タグと鈴が残っています。以前の持ち主はおとなしい女の子だったのかな。
Steiffで作られたSusiにはいろいろな顔があります。やんちゃな顔、猫らしいりりしい顔、ころころした可愛い顔。うちに来たSusiはどうでしょう。いたずら好きのライオンの子のような顔付きではないでしょうか。
長く可愛がって頂ける方、募集中です。あっ、首動きます。
・Germany 1949-1978
・サイズ:高さ11cm×幅7cm
詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。