Kienzle Uhren GmbHは、ドイツで最も古い時計メーカーです。

Kienzle(キンツレー)社は1822年にドイツ、シュウェニンゲン(現ハンブルグ)で設立されました。当時はシュレンカー(Schlenker)家が営む町の小さな時計職人の店でした。

1883年、ヤコブ・キンツレー(Jakob Kienzle)がシュレンカーの娘と結婚したことにより、会社の経営に関わるようになります。社名も「Schlenker & Kienzle」に変更されます。彼は会社の発展に大きな功績を残し、個々の部品の大量生産とそれを組み立てる生産ラインの開発により工場に革命を起こすことに成功しました。

1897年には「Kienzle Uhrenfabrik, AG (Kienzle Clock Factory, AG)」という単独名義で株式会社となります。

19世紀末期には、フランス、イギリス、イタリアにも進出。1920年以降は懐中時計と腕時計で成功し会社は大きく拡大していきました。

1932 年、最初の伝説的な航空時計が考案され、製造されました。

1960年には高級車のダッシュボードに使用される時計、特にロールス・ロイスやベントレーなどの車内時計も手掛けています。そして1970年代にはクォーツ時計やソーラー時計を開発。1986年には世界初のソーラー時計の開発に成功します。

ドイツの会社は2010年に破産を申請し経営者が変わっています。

ドイツの元の会社はまだ存在しますが、家電製品、光学製品、診断機器、携帯電話、壁掛け時計を専門としています。今日、ミラノの会社Eurotime Solution Srl が運営するイタリアの Kienzle ブランドは、現在ハンブルグに拠点を置くドイツの会社とは実質的に別会社です。

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