
フランスの古い鋼の鋏です。形状からしてもしかしたら、ウィックトリマー(キャンドルの芯を切る道具)として使われていた物かもしれません。
要の部分にはアルファベットのイニシャルが刻まれています。あまりのフラクトゥールさに読めません。ハンドル部分にも、さり気なく百合の紋章のような飾りが並んでいたり、わざわざ細いラインを刻んでいたら、結構凝った造作になっています。
試してみたら紙も切れました。実際に使うよりもディスプレイとして飾っておくのが、いいかもしれません。 なんだか妙に存在感のあるハサミです。
France 1900年代
・サイズ:L=14.5cm






