フランスの教会で使われていた Tronc église トランク
トランクは寄付を集めるために教会に設置された貯金箱のことを云い、教会の入口やキャドルサービスの傍に置いて、信者から寄付金を集めていました。こちらは19世紀に使われていた物で、蝋の跡が各所に残っていました。上部の穴からコイン等を入れていたのでしょう。古い当時の蝶番と、ロックに鍵が実在しています。鍵にも蝋燭の付いた跡が残っていました。当時この鍵は限られ者しか持つことが許されなかったそうです。
・France 19世紀
・サイズ:縦10.7cmx横17.3cmx高さ31.3cm