Societe Ceramique Maastricht 1863-1958
オランダの東、ドイツに隣接する街マーストリヒトは、古くから古窯の街でもあります。Societe Ceramique はマーストリヒトで生まれたオランダを代表する古窯の街で、ドイツとベルギーに挟まれ多様な文化を持つ街でもあります。ペトリュス・レゴーは1863年にマースリヒトの製陶所として開窯しました。Petrus Regout 、Royal Sphinx、Mosaなどと共にマーストリヒトを代表する古窯のひとつです。
本品は白磁のシェル型のオーバルプレート、刻印から1920年~30年頃に製作された物と思われます。表面にたっぷり上塗りされた釉薬で、全体的にしっとりした仕上がりになっています。貫入や染みも程よく入っていて古い陶器の趣を醸し出しています。
・Netherlands 1920年-1930年代
・サイズ:縦13.2cmx横22cmx高さ3.3cm
・KT1715 SOLD