Nimy のサキソニー柄のボウル大
Nimyはでジョゼフ・アントワーヌ Dieuclonneによって1789年設立された、BOCHと並ぶベルギーの古窯のひとつ。”NIMY Manufacture Imperial et Royale Fabrication BELGE” としてベルギーでロイヤルの称号受けた製陶所です。開窯当時よりベルギーの美しい陶器を制作しましたが、1951年に閉窯してしまいました。
サキソニー柄と言えば、デンマークの ROYAL COPENHAGEN のブルーフルーテッドを思い浮かべます。これは元々ロイヤルコペンハーゲンが開窯した1775年より制作が開始された、一番最初のパターンでもあるからです。それ以来今日まで多くの陶器メーカーがサキソニー柄の陶器を作っています。
フルーテッドは「縦縞の貝殻」とか「花麦藁」の意味。サキソニーはSaxony(Sax)、ドイツのザクセンの地名。昔その地で染められた染料の青を「サクソンの青」サックスブルーといったのが語源だそうです。またこの絵柄のデザインは古い中国から伝来したものと云われています。
本品は12角形のボウルで、経年変化による程よい貫入や染みなどもあり、アンティーク感のある一品です。深さもたっぷりありますので、果物を入れておいたり、サラダを入れて食卓でお使い頂ければと思います。
・ベルギー 1900年代前後
・サイズ:直径24.5cmx高さ10cm
・KT1657-1 ¥8,400-