
サンタマン窯、マリー・ルイーズ(Marie-Louise )の名の付いたラヴィエ
『マリー・ルイーズ』の名の付いたサービスは、フランスの古窯では多く見ることができるサービス名です。
マリー・ルイーズ(Marie Louise)はローマ皇帝フランツ二世の娘で、ナポレオン1世の2番目の妻でした。フランス革命の後、1804年にナポレオンがフランス皇帝に即位した後、1810年にナポレオンの妃となりました。また彼女はマリー・アントワネットのお気に入りの異母妹でもありました。その後ナポレオンの失脚により皇后の地位は僅か4年で終わり、その後は波乱万丈の人生を歩みました。56歳で亡くなるまでは再婚したパルマ公国(イタリア)の公爵夫人でした。
もともと一世を風靡したハプスブルク家の皇女でありながら、慎ましく育ったマリーはお洒落にも関心がなく派手な生活を好まなかったそうです。
そんな彼女を思わせる青緑色で転写されたエグランティーヌ(野ばら)は、写実的で落ち着きと可愛さと優雅さが感じられます。ダイヤ型の高さの無い平たいタイプのラヴィエです。
作陶はフランス北部に1705年創業した St. Amand 窯。 裏面には、1896年にヴァンディニー・アマージュに2番目の工場が開設されたときの刻印「Saint Amand et Hamage Nord」が見られます。工場は1952年に閉鎖になっています。
100年ほど前の作陶品ですが貫入や染みも無く良好な状態です。詳細はお写真でご確認ください。
・France 1896-1952s
・サイズ:縦14.8cmx横24.3cmx高さ2.3cm
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