17世紀前期のフランス、フレンチリリーのタイルを入手しました。

古いタイルはいつもお店のディスプレイを兼ねて仕入れています。特に蒼色の物が好きでついつい手に取ってしまいます。こちらは1625年頃の物とのこと。当時のフランス王家の象徴であったユリの文様がとても美しく残っています。どこで使われていたものかはわかりません。

フルール・ド・リス( fleur-de-lys)はアヤメ(アイリス)の花を様式化した意匠のことで、一般的には「ユリの紋章」といわれています。ヨーロッパの紋章のひとつで特にフランス王家と関係が深く、ブルボン家の一員であるスペイン王家やルクセンブルク大公家では現在でも王家の紋章として使用されています。フランスの切手などにも多く用いられています。

・France 17世紀

・サイズ:縦12.5cmx横13.5cmx厚み1.6~8cm

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