ペトリュス・レゴーやロイヤル・スフィンクスと共にマーストヒリトの古窯の一角を担う、ソシエテ・セラミック・マーストヒリト。

1958年ロイヤル・スフィンクスと合併するまで、マーストヒリトの独自の工場で1863年より100年もの間、製陶を続けていました。

Societe Ceramique Maastricht には、スフィンクスではなくオリジナルの獅子の刻印が記されています。幅35cmほどの大きめの取り分け用の大皿で、縁は花リムのような柔らかな波が打ったような形状をしています。長手の両サイドにアカンサス文様の葉が4枚ずつレリーフされています。

表面の釉薬には非常に細かな貫入が見られます。染みは殆どありませんが、お皿の真ん中辺りに十字の貫入に染みた痕があります。しっかりとした重量感があります。明確な製造年はわかりませんが年代の割に状態は良好です。

家族で取り分ける大皿としてお使い頂ければと思います。

・Holland 1900年前期

・サイズ:横34.2cmx縦24.5cmx高さ5.3cm

詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。

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