染みや細かい貫入の強いアンティーク感のあるお皿2枚のご紹介です。

元はホワイトアイボリーを基調色に、深緑色のホップの実がガーランドの様に繋がる模様のお皿。本品は深皿(スーププレート)ですが、底が他の深皿より高台になっています。コンポート程の高さは無く、とても持ちやすく感じます。

先日ご紹介しました、オランダマーストリヒトの古窯、Société Céramique Maastricht の Houblon シリーズで、Houblon はフランス語でホップの意味です。

Société Céramique Maastricht 1859-1958

オランダの東、ドイツに隣接する街マーストリヒトは、古くから古窯の街でもあり、ドイツとベルギーに挟まれ多様な文化を持つ街でもあります。Société Céramique Maastricht は1859年にマースリヒトの製陶所として開窯しました。Petrus Regout 、Royal Sphinx、Mosaなどと共にオランダを代表する古窯のひとつです。多くの食器を生産してきましたが、近年には衛生陶器の製造に変更し、1958年マーストリヒトの競合企業であるスフィンクスと合併しその歴史に幕を閉じました。

・Netherlands 1900年前期

・サイズ:直径25cmx高さ5cm

・4,500円(税込み)