非常にめずらしいSAMARITAINE. E.C. の刻印のお皿です。

La Samaritaine(サマリテーヌ百貨店)は、フランス、パリ1区のセーヌ右岸のポンヌフ近くにある老舗高級百貨店。 1869年にセーヌ河畔でネクタイを売っていた露天商のエルネスト・コニャック(Ernest Cognacq)が開いた百貨店です。あの有名なボン・マルシェが1852年創業なので、約17年後発でスタートしました。

このお皿はサマテリーヌ百貨店が1900年前後のアール・ヌーヴォー期(ベル・エポック時代)に、自社限定のテーブルウェア(特注品)として、フランスの窯元に作らせて販売していた大変希少なオリジナルプレートです。

「E.C」は、創業者のエルネスト・コニャックのイニシャルを表しています。

窯元は明示されていませんが、ボルドー窯(Jules Vieillard / ジュール・ヴィエイヤール)か、ロンシャン窯(Longchamp / シャルボニエ)で製造されたものと思われます。

象牙色の陶肌にブルーグリーンで転写された絵柄は、ザクロや葡萄、洋ナシといった果物にアンティークなティーポットの静物画と、バックに飛ぶ鳥と植物の枝葉が描かれ、1900年頃の当時のダイニングの風景を彷彿させてくれます。

裏面には、当時最先端の製陶方法であった半磁器半陶の器であることを証明する、テル・ド・フェール(Terre de Fer)の刻印があります。

全体的に状態は良好ですが、絵柄に向かって左側の縁に1cmほどの欠けがあります。その他ヒビ、割れ欠けはありません。細かな貫入と染みは全体(特に裏面に多く)にあります。お写真でご確認ください。

・France 1900年前後

・サイズ:直径24.2cmx高さ2.3cm

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