Douzieme Gauge「ドゥージームゲージ」は、主に時計職人や宝石商が使用する計測用ゲージ。真鍮と鋼鉄で作られていて、非常に小さな部品の厚みや幅を正確に測るのに使われていました。脚はバネの圧力に逆らって手でぎゅっと締められハサミが開く仕組みです。一方のハサミ状の部分で対象物を挟み、左側の扇状部分の目盛りで数値を読み取ります。非常にシンプルで巧妙なアイデアで成立した計測器です。

「ドゥージーム」はフランス語で「12分の1」という意味で、18世紀後半までフランスでは「リーニュ (ligne)」という古い長さの単位が使われていました。フランス革命後、1795年にメートル法が採用され、1837年に完全に義務化されました。しかしその後も「リーニュ」様々な科学分野や、フランスやスイスの時計製造で使われているようです。ちなみに本品はメートル法で刻まれています。

本品の目盛りは、0から140まで刻んであります。0mmから1.4cmまでを1/10 mm単位で計測することができます。

刻印などはみあたりません。

・France 年代不詳

・サイズ:全長16.2cmx幅8.5cm

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