
ベルギーと旧東ドイツのお皿 Boch copenhague cake plates and Torgau desert plates
Boch copenhague のサキソニー柄の cake plate です。直径16cmくらいの小さなサイズ。
ブルーフルーテッドのデザインがとても美しく鮮明です。状態も良好です。
フルーテッド(fluted)は縦じまとか溝付きという意味、また「縦縞の貝殻」とか「花麦藁」という意味。また『サキソニー』の言葉の起源は、Saxony(Sax)、ドイツ、ザクセン州の地名で、昔その地で染められた青色の染料のことをサックスブルー(サクソンの青)といったのが語源だそうです。
またこの絵柄のデザインは元は古い中国からヨーロッパに伝わったものと言われています。以来今日まで多くの陶器メーカーがこのデザインを用いた陶器を作り続けています。サキソニー柄は美しさと品格があり、日本でも陶器の定番デザインとして今でも大変人気があります。
もう一点は ドイツ民主共和国(GDR)のデザートプレートです。
トルガウ(Torgau)はドイツのザクセン州トルガウにある陶器工場です。この工場は1925年にビレロイ&ボッホの生産拠点として設立され、1948年、第二次世界大戦終戦時に国有化されました。ドイツ民主共和国(東ドイツ)の時代には、「VEB Steingutwerk Torgau」は陶器や磁器から食器や衛生陶磁器を製造していました。
縁柄には淡い水色とイエローのお花があしらわれていて朝食用プレートとして最適です。当時の旧東ドイツらしいデザインのプレートです。直径19cmくらいのチャーミングなデザートプレートです。
Boch copenhague @4200-
Torgau @3000-




