Societe Ceramiqueティーポット、フルール・ド・リス(fleur de lys)の装飾ブルー

フルール・ド・リスはユリ(アヤメ)の花のことで、ヨーロッパの紋章や旗に何世紀にもわたり数多く見られます。歴史的には特にフランス王家と関係が深く、またブルボン家の一員であるスペイン王家やルクセンブルク大公家も現在でも紋章に使用し続けている。フルール・ド・リスはフランスの切手などにも使用される継続的なフランスの象徴であるが、フランス革命以後、共和国としてのフランスはフルール・ド・リスを公式には採用しなかったという歴史があります。

本品はホワイトアイボリー地の陶磁器にブルーの染付け、ポイントに金彩でラインを施した大変上品なポットです。本体の側面にはたくさんの小さなフルール・ド・リスがプリントされています。注ぎ口と持ち手の部分には大胆なアカンサス模様がエンボスで描かれています。上部の蓋のハンドルも凝った作りになっています。

刻印はありませんがオランダの古窯、Societe Ceramique Maastricht、1900年から1920年の作陶と思われます。

容量は1.5Lくらいで、割れ欠けなどはありません。

・Holland 1900-1920’s

・サイズ:底径14.3cmx高さ23cm

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