Suprême Pernot

シュプリーム・ペルノ(Suprême Pernot)のビスケット用ティンケースとして1915年頃、パリのアルフレッド・リオム&シエ(Alfred Riom&Cie)社によって制作されました。

ペルノビスケット工場(Usine des biscuits Pernot)は 1869 年にオーギュスト・ペルノによって、フランス中東部ブルゴーニュ地方のディジョンに設立されたマスタードとビスケットの工場です。

表面には「Supreme Pernot」と「Le meilleur des desserts fins」と書かれており、「至高のペルノ」「極上のデザート」を意味し、プレミアム品質のお菓子を提供するブランドのお菓子であることを謳っています。

ディジョンはフランスのマスタードの生産地として有名な地ですが、ペルノビスケット工場はフランスの老舗ビスケット工場として1世紀以上に渡り、ビスケット、お菓子、マカロン、ガレット、ウエハースなど、さまざまな製品を製造してきました。”BISCUIT” は当時長持ちさせるために二度調理する必要があるため、ビスケット(二度調理)という名前が付けられたそうです。

この小さなティンケースは森の中に座る赤い服を着た少女と、ヒイラギとヤドリギをモチーフにクリスマスをテーマにしたとてもチャーミングな装飾で、当時のアールヌーボー様式のデザインで作られています。

デザインは ヴィンセント・ロラン・ハイルボーン(Vincent Lorant Heilbronn)およびヴィンセント・ギュイエ( Vincent Guillet)という2人のイラスレーターのアートワークで、原作は1895年に商業用ポスターとして制作されたと言われています。

・France 1900年前期

・サイズ:縦5cmx横9.5cmx高さ1.5cm

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