クレイユ&モントローのフローラブルーで作られた、美しい青のクリームポットです。
小さなもので高さは8cmくらい。絵柄は西洋柘榴のようですが、フランスのディーラーはブラックベリーとスグリだと言ってました。図鑑で葉っぱを見ると確かに。。。このシリーズには他にも幾つかの絵柄があります。ミルクポットなのにくちばしはなく、そして蓋付き、もしかしたらお菓子(ボンボン)入れとか香炉とかかもしれません。謎の多いポットですが、小さな割にすごく存在感があります。
蓋の持ち手部分の根元が茶色になっています。修復の痕なのか貫入による染みなのか不明ですが、持ち手はしっかり定着しています。その他は染み、欠け、ヘアクラックもなく綺麗な状態です。
底面のあまり見ない B&Cie(Barluet et Cie)+C.M の刻印は、合併後の Creil et Montereau が1876年に就任したアンリ・フェリックス・アナトール・バリュエ(Henri Félix Anatole Barluet)のディレクター時代のもので1884年に亡くなるまで使用されていたものと思います。
France 1876-1884’s
・サイズ:直径7cmx高さ9cm max
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