ドロステココアパウダーの赤い缶
Droste BVはオランダのチョコレート製造会社。本社と工場はオランダのファーセン村にあります。1863年にハールレム市で G.J.ドロステ (Gerardus Johannes Droste) によってビスケットとチョコレートの製造会社として設立されました。
1920年にDroste BVは、Droste’s Cacao en Chocoladefabrieken N.V.と呼ばれる公開有限会社に変わりました。
1920年以降、ドロステのチョコレートは海外でも有名になり、ロンドン、パリ、プラハ、ニューヨーク、シカゴ、ボストンなど世界中で販売されるようになりました。
1964年にドレステは「ロイヤル」の称号を受け、Koninklijke Droste Fabrieken NV に改名されました。
本品には、Droste’s Cacao- en Chocoladefabrieken の刻印がありますので、1920年以降のものと思われます。
本品のココアパウダーのパッケージは、ナース服を着た看護師がミルクの入ったカップとドロステのココア持って給仕をする姿でオランダでは大変有名なイラストです。このデザインは1904年に初めて登場して以来現在も使われています。このパッケージはオランダのデザイナー、ヤン・ミスセットによって描かれましたが、この同じ絵が繰り返される「ドロステ効果」として有名になり、エッシャーなどにも影響を与えました。
当時のままのデザインがしっかり残っていてオランダらしい格式のあるチャーミングなブリキ缶です。
蓋は一辺がヒンジで固定されています。蓋の周りのアラベスクデザインも素敵です。缶の裏には年度別に受賞した7つのメダルがデザインされています。
・オランダ 1920年以降
・サイズ:縦10.3cmx横10.3cmx高さ18.7cmx高さ4.5cm
ONLINESHOP Droste Cacao ブリキの赤いトール缶 ot1975 | Tsubame Märkt
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