サンザシ(山査子)の花の咲く枝葉とリボンの装飾で飾られたセピアピンクの可愛いお皿。

ラヴィエと装飾的な深皿とスーピエールの3点になります。アカンサスの葉をモチーフにしたロールハンドル。スーピエールのハンドルは鎹継ぎ(かすがいつぎ)で補修した痕が残っています。

1800年代終わり頃に Utzschneider&Cie(U&C) Sarreguemines の時代に作られたもの。

サンザシは春に新緑とともに5つの花弁を持つ白い花を咲かせます。ヨーロッパではハーブとして、古くから薬草として使用されていました。

U&Cie Sarreguemines (Utzschneider and company)

サルグミンヌ窯は1790年創業のフランスの古窯ですが、アルザスとロレーヌ地方は1870年に始まった普仏戦争によって、プロイセン(旧ドイツ帝国)に併合されてしまいます。

その戦争によりサルグミンヌ窯はフランス領のディゴワンとウッツシュナイダーの2つに分断されることになります。

本品の刻印 U&Cie は戦後ドイツ領となったウッツシュナイダー(Utzschneider)で作陶されたものになります。

サイズ

・ラヴィエ:縦14.5cmx横27cmx高さ4.5cm

・深皿:縦28.5cmx横31.5cmx高さ6.5cm

・スーピエール:縦26cmx横32cmx高さ13.5cm

各詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。

ONLINESHOP

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