ミントン(Minton)はかつて存在したイギリスの陶磁器メーカーで、銅版転写の彫刻師だったトーマス・ミントンによって1793年にスタッフォードシャーで創業しました。 Thomas Minton & Sons 

ミントンはスタッフォードシャー陶器(スタッフォードシャー州は近郊6つの町を含む工業地帯で、粘土、塩、鉛、石炭が地元で産出したため、18世紀初頭にイギリスの陶磁器生産の中心地となった)の主要会社であり、「ビクトリア朝時代のヨーロッパ有数の陶磁器工場」でした。表題の「Mintons Ltd」 は1879年以降の社名で、1968年まで独立した事業を行っていました。

ミントンは豪華な金彩を施した食器を数々生み出し、世界で最も美しいボーンチャイナと呼ばれるようになります。1856年にヴィクトリア女王から王室御用達(ROYAL)の称号を授与されました。

戦後になるとミントンは金彩を施したシリーズから一変し、1948年、デザイナーのジョン・ワズワースがハドンホール城の壁に掛けられていたタペストリーのモチーフをデザインした「ハドンホール」を発表し、ミントンの永遠の定番品としてその名を世界に知らしめることとなります。

1970年代にミントンはロイヤルドルトン (Royal Doulton)の傘下に入りました。

2015年、親会社ロイヤルドルトンがフィスカースに買収され、WWRDグループホールディングスの一員となり、ミントンブランドは廃止されました。

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