ベルギーの古窯 BOCH Freres の Servise Copenhague シリーズの素敵なバターケース。
これまでブルーフルーテッドのプレートやC&Sは何度も買い付けましたが、今回のようなピンク色の物は初めて見ました。年代はそれほど古くありませんが、その分状態も良好で、何よりとても可愛らしいくチャーミングな一品です。
サキソニー柄と言えば、北欧デンマークの ROYAL COPENHAGEN のブルーフルーテッドシリーズが有名ですね。これは元々ロイヤルコペンハーゲンが創業当初(1775年)より使い続けている一番最初のデザインパターンだからです。
フルーテッド(fluted)は縦じまとか溝付きという意味、また「縦縞の貝殻」とか「花麦藁」という意味があります。また『サキソニー』の言葉の起源は、Saxony(Sax)、ドイツ、ザクセン地方の地名で、昔その地で染められた青色の染料のことをサックスブルー(サクソンの青)といったのが語源だそうです。
またこの絵柄のデザインは元は古い中国からヨーロッパに伝わったものと言われています。以来今日まで多くの陶器メーカーがこのデザインを用いた陶器を作り続けています。サキソニー柄は美しさと品格があり、日本でも陶器の定番デザインとして今でも大変人気があります。
・Belgium 1978-1982’s
・サイズ:ソーサー:直径18cmx高さ4.5cm、上部ふた:直径11.9cmx高さ7.5cm
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