コンフィは食物を長期保存するための最も古い調理法。果物の砂糖漬けやお肉をハーブやオリーブ油で漬け込んだものなど、各種の食材の風味をより高めるための手法です。

昔から多くのコンフィポットが南フランスのストーンウェア窯で制作されてきました。

「コンフィポットは両耳がいい」という店主の勝手な拘りと、今回はより土色に近いポット(壺)をと、探して漸く巡り合えた一品です。
赤茶色の土器のベースに表面にかけられた薄いマットな釉薬の艶、職人が直接ひいたであろう炭黒色をした太めのライン。

無骨で素朴で飾りっ気のない所にとても愛着を感じてしまいます。

背丈は23cmくらいあります。花器としてもちょうどいい寸法です。ガラスや磁器とは一味違った古い炻器の花器は、何を生けても素敵に映えます。
割れ、ヒビ、クラックなどはありません。経年による傷、欠けはございます。水漏れはありません。

・France 19世紀

・胴回り18cmx高さ23cm

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