Sarreguemines ivory 花リムカップ&ソーサー
花リムはフランスを代表する最も美しい陶器デザインのひとつです。19世紀よりフランス各地の古窯が同様のデザインの陶器作品を作ってきました。
その中でもサルグミンヌ窯は花リムの代表格の古窯です。それは長年このデザインを作り続けている所以だと思います。
色といい、デザインといい、さり気ない古典的な装飾は、長年色褪せることなく引き継がれてきたもの。
シンプルながら流れるような曲線がとても愛らしいデザインです。
アイボリー色に柔らかな釉薬の艶感。素朴で温かみのある趣きは、むかしからどんな料理も引き立たててくれたことでしょう。
サルグミンヌの花リムも、最近はなかなか状態の良いが手に入らなくなってきました。
本品は刻印よりディゴワン窯で1919年以前に焼かれたものです。
割れやヒビはありませんが染みや細かい欠けが縁部分に少しあります。それぞれ個体によって状態の差があります。
・France 1900-1919’s
・サイズ:カップ口径7.2cmx高さ6cm / ソーサー:直径14.2cm
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