Wedgwood Etruria Gorse デザートプレート
裏面には、 “GORSE” WEDGWOOD ETRURIA ENGLAND と刻印されています。
“Gorse” は植物の「ハリエニシダ」の英名。
淡いピンク色のハリエニシダがお皿一面に描かれています。縁回りはスカラップデザインで、古いウェッジウッドらしい軽く薄手のクリームウェアアイボリーのプレートです。経年変化による貫入が100年前に製造されたアンティーク感を醸し出しています。
ハリエニシダはスコットランドの牧草地などによくみられ、4月~5月にかけて黄色の小さな花を咲かせます。もとは地中海沿岸や西ヨーロッパの原産。放牧動物の被食から逃れるため葉が後に針に変わるそうです。
本品に刻印されているエトルリア(ETRURIA)工房は1769年、ジョサイア・ウェッジウッドが39歳の時に、スタッフォードシャー州に開設した陶器工場で、彼はそこをエトルリアと名付けました。その後エトルリアは180年間、ウェッジウッドの本拠地として運営されていました。
「エトルリア」というのは紀元前8世紀頃からの、イタリア半島中部にあった都市国家の名前だったそうです。ジョサイアはその名前をそのままその町の名前にしたそうです。
・England 1905-1920’s
・サイズ:直径24cmx高さ2cm
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