
パールドットで飾られたサルグミンヌのオクトゴナル。こちらはアイボリー色のものになります。
オクトゴナルのデザインはフランスでは1800年前後から作られ始め、その後は色んな古窯で制作されています。
この独特な八角形のフォルムは元は古い中国から伝わったもので、唐の時代には存在していました。
当初、ヨーロッパに中国陶磁器が伝わったのは15世紀頃のようです。ベネチア商人たちによって伝わりました。その後、17世紀の初め、東インド会社が設立されると多くの中国、および日本の陶磁器がヨーロッパにやってくるようになりました。オクトゴナルデザインもこの時代に伝わったものではないでしょうか。
フランスに伝わったオクトゴナル陶器は、歳と共により洗練された美しいデザインに発展していきました。その完成された独自の美しいデザインは、19世紀から現代にいたるまで陶工職人によって引き継がれたもので決して模倣ではないと思います。
今回買付けたオクトゴナルは1900年前半に、ディゴワン&サルグミンヌで作陶されたものになります。
サイズは3種類、平皿2種と深皿があります。
傷、染み、貫入、欠けなどもあります。ONLINESHOP に詳細写真を掲載いたしましたのでそちらよりご確認ください。
・France 1920-50’s
・サイズ
深皿:直径max26.4cmx高さ3.7cm
平皿(中):直径max24cmx高さ2.5cm
平皿(大):直径max26.4cmx高さ2.5cm
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