ベルギー製琺瑯キャニスター、”FARINE”(小麦粉)と “SUCRE”(砂糖)のふたつです。
こちらのキャニスターはフォントと赤(えんじ色)のツートーンが気に入って買い付けました。太字のゴシック文字がとても可愛いです。
底面には、EXTRA-DUR ST-SERVAIS BELGIQUE の刻印があります。
EXTRA-DUR は会社の名前(もとは1800年代、ヨーロッパ産業革命期の石灰やセメントなどの工場の後身と思います)、ST-SERVAIS(サン・セルヴェ)はベルギー中部、ナミュール近郊、首都ブリュッセルの南に位置する町の名前です。
サン・セルヴェは、19世紀にエナメル製品の成形する大規模な工場が設立されました。この工場では、主に家庭用品や衛生陶器、特に病院部門向けに、プレス加工やエナメル加工された板金で作られたさまざまな調理器具を製造しました。第二次世界大戦後、エナメル板金はアルミニウムとステンレス鋼に取って代わられ、ビジネスは衰退しました。サン・セルヴェ工場は1956年に閉鎖されました。
こちらのふたつのキャニスターはサイズが異なります。SUCRE の方が少し大きいです。
琺瑯のほころびや傷、欠けなどがあります。内部も琺瑯ホワイト色です。琺瑯の状態は2つ比べると FARINE の方が状態はいいです。詳細は写真に撮りました。ONLINESHOP の写真をご確認ください。
・Belgium 1900’s前期
・サイズ
・SUCRE:底径12cmx高さ19cm(蓋の一番高い所まで)
・FARINE:直径11cmx高さ18cm(蓋の一番高い所まで)
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■FARINE
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■SUCRE