表記の件、広い意味合いでジャグと書きましたが、ジャグ、ピッチャー、ボトルなど、色々な使用方法があります。
上の写真の蓋付きの物はオイルボトル的な用途が多いようです。大きなサイズのものだと蓋付きのビアジャグとして使われていたようです。
2枚目の写真はピッチャーですね。右側の大きな物は胴部分に縄文のようなレリーフ(彫刻)が入っていて凝った作りをしています。幅広の物は香炉としても使えます。
ピューターとは錫を主成分とする合金のことで、18世紀頃からヨーロッパで食器として使われるようになりました。20世紀には安価で軽量、頑丈で熱に強いアルミ材に置き換わっていきました。しかし手工芸による加工に適していることや、懐古調趣味でスズも錫箔や銀紙を含む食器材料として現在でも人気のある素材として生き続けています。
本品は生産国はオランダかフランスの物と思います。
表記の中のひとつに étain pur とありますが、これはフランス語なので恐らくフランス製。天使の刻印や数字、無印の物もあります。
・France or Holland 1900’s前期
サイズもいくつかございますので、詳細はONLINESHOPにてご確認ください。
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