ペリカンの創業は1838年にドイツ、ハノーファーにてドイツ人化学者カール・ホルネマン(Carl Hornemann1811-1896) が絵具とインクの工場を設立したのが起源と言われています。当初はペリカンという名前ではなく創業者の名前がそのまま会社名になっていました。
その後1871年に、ギュンター・ワーグナー(Gunther Wagner 1842-1930) が経営を引き継ぎ、近隣諸国への販売を拡大。1878年にワーグナー家の家紋であったペリカンのロゴをはじめて使用し、ドイツで最初の商標登録を行いました。
商標のモチーフとなったペリカンの親子は、ヨーロッパでは古来より親子愛の象徴とされており、親ペリカンの母性愛といつか巣立って行く雛に対する愛情物語を、すべて1つのマークに込めて伝えているそうです。
写真は、インクリボンを保存するためのベークライト製のケースとペリカン4001のヴィンテージインクボトル(写真真ん中のブルーのボトル)です。
その他、右隣りの黒のボトルは、1902年創業のオランダ、ギンボーン社のヴィンテージインクボトル、赤いラベルは、フランスの CHAT NOIR のヴィンテージインクボトル、それからフランス、Baignol&Farjon の dip pens の紙箱 (付けペン付き)です。
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以前持っていたインクリボン入れ紙箱と缶ケース ※売却済み