
西ドイツのおもちゃメーカー MAX CARL TOYS のかわいい鹿の姉妹。
MAX CARL TOYSのおさるのタグが付いていますが、制作はワグナー社であったものと思います。
ワグナー社は、短い毛足の繊維を吹き付けてビロードのように見せるフロッグ加工のフィギュアを多く制作しています。特に小さな可愛らしい動物のフィギュアが多く、世界中にファンがいます。
こちらも大きな鹿と小さな鹿。可愛らしいので姉妹ということにしましょうか。
ワグナー社の作る動物は目がかわいらしく、以前買い付けてきた鹿には眉毛がありました。今回は眉毛ではなく、まつげと濃いアイラインです。おしゃれさんです。
どちらにもMax Carl Originalのタグが銀ボタンと共に付いています。お姉さん鹿の方は少し首の部分がぐらつきますので頭を持って持ち上げないであげてください。(子供が頭を掴んで持ってしまうのでどうしても首の部分は傷みやすいので、この鹿に限らず古いものは全て両手で持って頂けると助かります)
しっかりと自立し、コンパクトながら高さがあるので、かわいい存在感がありますよ。
Vintage Max Carl Original West Germany(Wagner Künstlerschutz Germany)
ワグナー社は第二次世界大戦開戦直後の1940年、ドイツの彫刻家のフリッツ・ワグナーによってローゼンタールに芸術工芸品のワークショップとして創業しました。戦後、東西ドイツ統一直前の1988年まで子供たちに愛らしい動物のフィギュアを作っていました。ワグナー社が制作した動物のフィギュア(ぬいぐるみ)は、今でもヨーロッパではコレクターが多くいます。
本品には ”the monkey-head label(猿の頭のラベル)” と呼ばれる紙のラベルのタグが付いています。
ワーグナー社はマックス・カール・トイズとの関係以外にもいくつかの異なるレーベルを制作していますが、マックスカールのために製造したおもちゃの場合のみラベルにはマックスカールのロゴが表示されています。マックス・カールは1924年に事業を開始し1992年に閉鎖されました。
・West Germany 1950年代
・サイズ:
大:高さ16cm×横12.5cm×幅5cm
小:高さ14cm×横10.5cm×幅4cm
詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。

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