フランスの古窯、リモージュ窯で1900年前後に作られた白磁の小さなミルクピッチャーです。

何の変哲もない色と形になんだか安らぎをかんじます。状態は良好で傷、染み、割れ、欠けはありません。釉薬もきれいです。口部分は円が少し歪んでいます。

リモージュ近郊で生まれた、William Wilhelm Guérin(1838-1912)は、1836年にリモージュで製陶磁器工房を開業します。1872年、ゲランは Lebron & Cie の磁器ワークショップを引き継ぎました。その後、1867年に普仏戦争でのフランスの敗北によってドイツのウッツシュナイダーに吸収されていたサルグミンヌの製陶工場を購入。この事業拡大により会社は幅広い製品を生産し、多くの白磁の販売と装飾を可能にしました。

20世紀に入り、2人の息子に会社を引き継ぎ1913年に他界。その後会社は第一次世界大戦により生産量が大幅に減少し、回復の兆しは見えませんでした。1932年に工場は閉鎖、33年に工場は解体されました。

本品底面には当時の刻印がしっかり残っています。

・France 1891 – 1932’s

・サイズ:直径口径4.2cm、底面4.8cmx高さ6.2cm

詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。

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※申し訳ございません。売却済みとなりました。

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