Lunéville K&G(Lunéville Keller & Guerin)は1728年に開窯したフランスの古窯。パリの東、ロレーヌ地方の町リュネビルに開窯しました。

1812年、リュネヴィルは元ドイツ人のケラー家とその友人ゲラン家によって事業が引き継がれます。彼らはファイアンス工場を工業化することで新たな命を吹き込みました。これによりリュネヴィルは大きな発展を遂げることになります。それ以後の刻印には “K&G” Keller(ケラー)とGuerin(ゲラン)の頭文字がプリントされるようになりました。

本品のサービス名 ”Modèle Glascow” はイギリス、スコットランド南西部に位置する都市グラスゴーのこと。本来は “Glasgow” という綴りが正しいのですが、文献を調べると “C” の綴りの方が古く間違いではないようです。旧市街の中心にある公園スクエア・イン・グラスゴーも “Square in Glascow” と記されています。

グラスゴーと言えば、建築家チャールズ・R・マッキントッシュ(1868-1928)を思い浮かべます。建築家兼家具デザイナーで、アールヌーヴォー画家でもあった彼は、まさにこのプレートが製造された時代、グラスゴーで生まれ活躍したデザイナーでした。

薄いグリーン色で描かれた風車のようなお花のデザインは、彼と関係があるのかどうかはわかりませんがとても穏やかなデザインです。またエッジがスカラップになっているところもとてもチャーミングです。

Willow Tearooms(1903)

・France 1900-1930’s

・サイズ:直径21.5cmx高さ2.2cm

・在庫4

詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。

ONLINESHOP

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