クレイユ&モントローのサービス ナポレオン、深皿を再入荷しました。

この季節あったかいシチューやスープが恋しくなります。今日はそんな日のために釉薬のしっかり掛かったぽってりと厚みのある深皿(スープ皿)のご紹介です。

こちらはクレイユ&モントローのラブラドール(LABRADOR)シリーズ。アイボリー地に柔らかなグリーン色の花飾りガーランドが縁周りを飾っています。

“LABRADOR” はカナダの大西洋岸に位置するラブラドール半島のこと。そこで採れるラブラドル長石(labradorite)は、曹灰長石とも呼ばれる斜長石の一種で古くから陶磁の原材料でした。またラブラドールは1748年までフランス領でした。名前の由来はそこからきているといわれています。裏面の刻印はカナダから遥々ヨーロッパへやって来た帆船の絵。想像はどんどん膨らんでゆきますね。

ラブラドールシリーズは “Service Du Barry”、”Service Turenne”、”Service Varsovie”、”Service Damier” など特にフランスの歴史上の人物が用いられているものが多く、こちらの名前は “Service Napoleon”

本品の製造時期は1900年前後ですのでちょうどナポレオン5世の頃になります。しかしボナパルト家はナポレオン3世以降はフランス皇帝にはなれなかったので、19世紀初期の第一帝政時代の初代ナポレオン皇帝を英雄化して作られたものなのでしょうか。

本品には経年変化によるシミや貫入が各所に見受けられますが、比較的いい状態を保っています。

・France 1894-1920年

・サイズ:直径23.6cmx高さ3.7cm


詳細は写真はONLINESHOPにてご確認ください。

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