Michel Caugant Faïence のテリーヌコレクション

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ホワイトベビーグースが3羽にカラフルなオシドリと合鴨です。

白いベビーグースは大中小のスリーサイズで大きさや首の長さが異なります。上目遣いの可愛い子たち。真っ白い羽もふさふさと表現されていて、チラッと垣間見える脚が可愛いです。オシドリはとぼけた眼と橙色に茶色のかわいいお尻の持ち主です。合鴨(ですよね?)はこの中で一番古いもので、内部にはかなり年季の入った貫入と染みが見られます。色も多色で凝った作りになっています。

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Michel Caugant Faïence について

ローラン・コーガンは1900年代の初めブルターニュのロスポルドンという町のテリーヌ パテ職人でした。

ローランの息子、ミシェルは父親のパテを販売するための容器としてテリーヌ(鍋)を作成しました。ミシェルによってデザインされたテリーヌは父親が作ったパテの原材料(主に鳥やウサギなど)を模ったものでした。彼は様々なデザインのテリーヌを作り、常連客たちがそのテリーヌをコレクションするようになり、フランス中に人気が高まりました。

そのチャーミングな動物たちの蓋を持ち上げると浅いサービングボウルが現れます。ダイニングテーブルやキッチンの棚の上に飾られるととても素敵です。

底面にはフランス語で下記のようにプリントされています。

“Cette piece en faience veritable, a ete wholement realisee a la main. Je vous la proposition en exclusivité.”

「この作品は真の陶器であり完全に手作業で作られました。私はあなたに特別な提案をオススメします」

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Michel Caugant は、1927年からブルターニュのデリカテッセンにて販売していたパテメーカーCaugant の息子で、アーティストでもある Michel Caugant が制作したテリーヌです。

Michel Caugant のコレクションは現在でもフランスのテリーヌコレクターの間でとても人気があります。フランスではその年に誰が最も洗練されたものを持っているかを確認する大会まであるそうです。おもしろいですね。パテの原材料にはジビエの動物(鹿、鴨、ウサギなど)多く、テリーヌのデザインもそれらの動物になります。当店にも以前ウサギや鮭のテリーヌがありました。

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代官山に連れていきますねー

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