フランスの古窯、サルグミンヌで作られた陶器のテリーヌポットとショコラカップ。

どちらも作られたのは普仏戦争終戦時のドイツとフランス国境の混乱期の時代(サルグミンヌはドイツとフランスの国境にあります)

テリーヌポットは黄土色のアースカラーに両手持ち付き、黒いレリーフがぐるっと回っています。モチーフは植物の装飾だと思いますが、あまりにぽってりしていてデザインはよく判りません。当初は蓋があったのかもしれませんね。底面の刻印は “Terre a Feu UC Sarreguemines” よりドイツ領のUtzschneider&Cie(U&C Sarreguemines )による1895年以前の作陶です。

ポットは形状やサイズから色々食卓で活躍しそうです。どう使うかは自由。テリーヌをいただくというよりは、サラダや副菜、お漬物、スープなど土の香りがするものにお似合いな感じです。また食卓だけではなく書斎や居間などでアクセサリーや小物入れなどにも使えそうです。

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ショコラカップはフランス領にあるディゴワン工場とヴィトリー・ル・フランソワ工場で、1875年から1900年に作られたもの。当時は “Faienceries de Sarreguemines” と呼ばれていました。少し濃いめのサーモンピンク色でしょうか。めずらしい色味です。デザインも不思議でちょっとエキゾチックな感じもします。プレートの方に縁に欠けが数か所あります。写真を撮りましたのでご確認ください。高台部に細い金色のラインが入っているのが素敵です。カップ本体の状態は良好です。

カップはショコラ用でカフェオレカップよりワンサイズ大きめです。こちらのショコラカップはココアやもちろん朝のカフェオレやスープ用あるいは、ヨーグルトやフルーツを頂くのにもいい感じです。朝からちょっと元気が出そうな色柄ですね。

・France 19世紀

詳細写真はそれぞれONLINESHOPにてご確認ください。

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