Sarregueminesの大きなショコラカップ。

持ち手が少し上がったデザインが特徴のショコラカップ。こちらは通常よりもはるかに大きいサイズです。

アルファベットの”A”の大きな飾り文字と、アカンサスを模しているのでしょうか葉が数枚周りを飾って描かれています。所々に金彩も盛り込まれて。そして面白いのが下絵が残っており、その上に何も描かれていない箇所が見られます。金彩が落ちたとも考えられますが、そのわりには金彩の残っている線の太さと違います。制作途中であったのでしょうか。想像するに絵付け職人が途中で描くのをやめた、または職人が辞めた、お昼休憩に行った、などいろいろ想像を巡らせます。完璧を求めない職人であったのかもしれません。

黒と金彩で描かれたAの飾り文字と葉と、ブルーグレーの落ち着いた色合いも美しいです。

カップの中の貫入が多く入っているので、アンティークの経年変化のお好きな方に。また、持手部分にヒビと釉薬の剥がれが見られます。

詳細は店頭またはオンラインショップにてご覧ください。

Sarreguemines

・France 1875~1900年

・サイズ:口径10.5cm×高さ7.5cm

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