クレイユ・モントローの華やかな陶器のキャニスターポットです。

大きいものから”Farine”、”Café”、”Thé”の順に3種類がございます。形は、琺瑯のキャニスターとは違い、スカートを大きく広げたような丸びを帯びた可愛らしい形をしています。以前ご紹介したミルクピッチャーにも同じ形がありましたので、同シリーズだったのではないかと思われます。それぞれの文字と本体、高台の裾に金彩、文字の周りにはローズピンクの花とスミレのような小さな青い花が軽やかに描かれています。

裏面のマークからは1884年~1920年頃の作陶のものと思われます。パリ万博の開催やエッフェル塔の完成など華やかで大きな話題が多かった時代背景がありました。

フォルムが面白いのでそのままディスプレイとしても、また裾が大きく、口径が小さいので倒れにくいため花器としてもお使いできるのではないかと思います。一輪大きな蘭の花を活けても良い感じがします。

それぞれに蓋部分や底に欠けが見られます。詳細は店頭またはオンラインショップにてご覧いただけます。

Creil et Montereau

・France 1884年~1920年

・サイズ:

大(Farine)径12cm(胴部分)×高さ17cm

中(Café)径9.5cm(胴部分)×高さ14cm

小(Thé)径9cm(胴部分)×高さ12.5cm

ONLINESHOP (個別販売)