コロナと紛争と仕入れと室礼

コロナ禍から当店はまだ一度も買付けに行っておりません。

そのかわり現地のディーラーや仲間、友人から色々アイテムを送ってもらったり、現地情報を教えてもらったりしています。本当はこの春の買付けを予定していたのですが、

彼らからの情報や現地の情勢から判断すると、私たちが渡航するのはまだ時期尚早と思っています。今はまだ「動かざること山の如し」ですね。でも買付けに行きたい気持ちは募るばかり。。。

そしてウクライナとロシアの紛争。

毎日悲惨な戦禍をニュースで見て心を痛めています。フランス、オランダ、ベルギーの友人たちとも打合わせの合間に話をしてますが、どの国の人たちもみんなこの状況を憂いています。

現状彼らが戦争に巻き込まれることはありませんが、EC圏で一番影響があるのは物価の高騰、特にエネルギー関連の高騰。電気代やガス代、ガソリン代が1.5～2倍になってると言ってました。小麦や穀物の価格も上昇しているようで、彼らが毎日食べるパンもついに値上げの方向だそうです。ヨーロッパの物価の高騰は日本よりはるかに厳しそうです。日本はこれでも物価が安い方なのかなぁと思ってしまいます。

「心配なのはパンの値段じゃなくてウクライナのことなので（値上げを）受け入れます」

この言葉にとても感銘しました。

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不定期にヨーロッパから荷物が届いています。新しいアイテムは随時ホームページやオンラインショップでご紹介しております。もし何かお好みの物がございましたらお気軽にお問い合わせください。

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PS.　先日お店に吊るしていた最後のテーラーランプがお客様のお宅に旅立っていきました。とても有難い気持ちと寂しい気持ち、そしてまたお店が暗くなりました。アンティーク店なので多少暗めの方が雰囲気も出るのか・・・と思いつつ、暗すぎるのはそれっぽくていや。そんな我儘を抱きつつ、店にある部品をかき集めて作ったペンダントランプ。明るくはなりましたが、いろいろ試行錯誤しているうちにデザインは意味不明なものになりました。