クレイユ&モントローのラブラドールシリーズ、グランヴァル・サービスのデザート用平皿です。以前コンポート皿をご紹介させて頂きました。

Clémence de Grandval – Valse Mélancolique – Loving Duo

クレメンス・デ・グランヴァル Clémence de Grandval(1828-1907)は19世紀のフランスの女性音楽家。ショパンやサンサーンスに師事し、1800年~1900年の音楽界はバロックや古典派から移行したロマン派音楽が主流の時代でした。芸術、文学界ではロマン主義を中心とした表現が全盛期の時代でした。

グランヴァルはオーボエを中心とした作品を数多く作曲しました。その他にもオペラやポピュラーソングなどもあります。彼女の作品はたいへん人気があり当時のクラシック音楽会からも絶賛を受けました。彼女は1907年に79歳でパリで亡くなりました。

縁には三角形で構成されるアフリカ発祥のトライバル模様を思わせるデザインが施されています。そしてその内側には幾何学文様のお花やリズミカルなイメージのシンボリックな絵柄がプリントされています。

白地に薄い緑色の色合いで直径約21cmほどの大変上品なプレートです。表面にかけられた透明釉薬部分に多少の貫入があります。染みにはでは至っておりません。クラックや欠け等はございません。

・France 1894-1920年

・サイズ:20.7cmx高さ2cm

・詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。

ONLINESHOP