Félix Potin Paris の古いジャム瓶

以前より探していた “Félix Potin Paris″ の古いジャム瓶(コンフィチュールポット)、今回フランスのディーラーさんより取り寄せて頂きました。早速お店に飾ってみましたが、、、やっぱりいいですね。。。

「フェリックス・ポティン」は1844年にパリに初めての大型小売店(いわゆるスーパーマーケット)としてオープンしました。若い実業家のジャン・ルイ・フェリックス・ポティン(1820-1877)によって設立されました。これは1852年に世界初の百貨店として創業した「ボン・マルシェ」よりも古い歴史になります。その後店舗はイル・ド・フランスを中心に、1923年には70支店にまで増えました。

1861年にパリ北の郊外に大きな工場を作り、そこで “Félix Potin Paris″ のオリジナルブランドを立ち上げ、自社製品として事業を拡大します。この事業は1958年に買収されるまで長きにわたり存続されます。

当時はこのジャムポットにジャムを詰めて量り売りをしていたそうです。古くよりヨーロッパではパンと共にジャムは必需品でした。工場で製造したジャムを店内で販売していたのですね。

本品は19世紀後期から20世紀初頭のリュネヴィル窯の作陶になります。底面にはリュネヴィルの刻印と82番のロット番号が記されています。経年変化による染みはございますが欠けやヒビは殆どございません。底の縁部分に作陶時にできたと思われる僅かなヒビらしきものがあります。

直径10.5cm、高さ15.5cmあり、標準的なサイズ(標準サイズ:13cmx9cm)よりワンサイズ大きめなレア品になります。

・France 19世紀後期~20世紀初頭

・サイズ:直径:10.5cmx高さ:15.5cm

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